資格の取り方!!どのような資格を取ったら良いのか

資格には多くのものがあります。

資格の氾濫現象と言っても過言ではありません。

資格ビジネスというものもあります。資格受験の講習や通信教育などを営業したり教材を販売したりするビジネスです。

また、民間資格自体を創設する分野もあります。

しかし、資格自体をマニア的にとることは意味がありません。資格をどう活かせるかが問題です。

使いもしない資格を取っても資格ビジネスに奉仕しているだけです。かかる費用と時間がばかにはなりません。

自分自身がどのような進路をとりどのような仕事をしたいのかをまずはっきりさせ、自分自身がどのような資格を武器に使えるのかを知っておく必要があります。

皆が取るからではなく自分のオリジナリティで資格を取る

資格にも需給バランスがあり、情報や流行で取っていたらその分野は有資格者の供給過多になります。当然仕事にはなりにくくなります。

逆に他者との差別化をはかるために、資格でオリジナリティのあるキャリア形成を行うことができたならば、希少性などにより仕事で登用されるチャンスがでてきます。

資格は自分の専門性や特徴を他の人と差別化するツールでもあります。

自分自身のキャリアプランづくり

自分自身はどのような仕事をやりたいのか。また自分の適性に合った仕事に関連した資格にはどのようなものがあるのか。そして、自分の能力でも取れそうな資格は何かと考えていかなければなりません。

やりたい職業が資格と密着している専門性が高い分野で大学などの進学コースがはっきりしている、医師や看護師などの医療系資格、教員の教職免許、建築系の建築士などがあります。

これらは大学進学を目指す高校生の時に進路を決めなければなりません。

社会人の方には時遅しの話になってしまうでしょう。

しかし、多くの人は進路が高校生時代に明確になっておらず、高卒で何らかの会社に入るか、大学入学では進路が明確でないまま、つぶしのきく社会科学系の学部に進学するということが多くあります

学生時代に入ってもやりたいことと進路が明確になっている人は意外と少なく、就職活動でも自分で自分が何をしたいのかわからないというのが実態でしょう。

就職では車が好きだとかの興味からまず業種を絞り、適性に合った職種を絞っていくことになります。また、安定志向から公務員を選ぶなどの就職の価値観がカギになります。

専門職と資格が一体化している場合を除き、民間企業に就職する場合は資格取得はツールのひとつで、むしろ就職してからキャリアアップや、自分自身のやりたいことが徐々にはっきりしてから資格取得については具体化してくるのではないでしょうか。

多くは企業の中の専門職としてキャリアアップを図る方向で必要な資格を取得し、仕事でプラスにしていくのが一般的でしょう。

資格選びの5ポイント

資格選びのポイントには次のようなものがあります。

ポイント1 自分のやりたい仕事に関連する分野を選ぶ

「好きこそものの上手なれ」です。

自分の好きな分野であれば受験勉強も苦になりません。

好きであれば情熱をもって仕事に取り組むことができるし自分の成長にもつながります。

そして、資格を取得して実際に仕事にすることができれば自己実現が図れます

ポイント2 自分の適性に合った分野を選ぶ

好きと適性は少し違います。

適性には先天的な身体能力、頭の良さ、記憶力や性格があります。やはり客観的な自分の職業適性を知るために適性試験などを受けることも必要です。

ただし、現在の机上で行う適性試験には限界があります。業種や職種への興味、性格などから大まかな職業適性を出すのにとどまります。

身体的適性、手先の器用さ、思考力、記憶力、想像力、人間関係力、コミュニケーション力、リーダーシップ、持続力、忍耐力など実際の職業の適性には多様なものがありますが、それらとの適性を測れる試験は現状ではありません。

現状では自己分析が必要です。

ポイント3 業務の法的要件になっている資格かどうか

有資格者でないとできない業務であれば、該当分野に就職する人にとって資格取得は必須です。採用要件になります。

また、有資格者を規定人数以上配置しなければならないと法的に規定されている資格は、採用では有利になります。

ただし、該当の業種・職種に進路を選ばない人にとっては関係ありません。

ポイント4 資格の飽和度はどうか

産業の成長性が薄れれば有資格者にも余剰が出ます。業界関連資格では業界が伸びている時には有資格者の人材不足や資格取得のための社員教育ニーズが発生しますが、不況で低迷している時に人材不足はありません

企業の求人欲求自体が衰え就職・転職の決め手にはなりにくくなります。資格自体の希少性が少なく差別化にはなりません。

独立開業する場合であれば、有資格者が多く仕事の取りあいが激しい分野になっていて、先輩が仕事をほとんど押さえてしまい、新規参入者が仕事を取るのが難しい点があります。

この場合は仕事を取る営業力が勝負になります。

ポイント5 資格関連分野にビジネスの成長性があるか

IT、デジタルなどの成長ビジネス分野に注目する必要性があります。

ビジネスが成長すれば資格の活かし方も増します。IT以外でもニュービジネスからは新資格が生まれる可能性もあります。

例えばドローン操作分野でもドローンが普及し空の混乱が起きてくれば、ドローンのルールや規制が強まり、民間資格はすでに出ていますがドローン操作技術者の公的資格化が出てくるかもしれません。

また、社会性の視点から人手不足の分野の資格は需要があります

社会問題から必要な分野、例えば児童虐待の問題から児童相談所の強化が社会問題になっていますが人手が足りません。児童福祉主事という専門職の仕事がありますが、この専門職の国家資格化が検討されているようです。

資格の活かし方

資格を活かすには仕事の開拓力も必要です。

資格を取る人は多いですが資格を活かしている人は少ないのが実態です。

多くはペーパーライセンスにとどまっています。資格取得が気休め程度に終わっているのは、多くは実際の仕事に結びつかない形で単に資格だけを追った結果です。

資格を活かすには、資格を取得する前からその資格を自分はどう活かすかをイメ-ジし、目標設定していかなければなりません

そのためには、仕事と資格についての実態について情報を収集し理解していなければなりません。

また、仕事の現業についている人でなければ活かせない資格で、未経験者が新規に就業するのがむずかしい分野は事実上資格を活かせません。

多くの名称だけの資格は、法的に約束された権限も職域もありません。資格がなくても該当業務ができるからです。

国家資格でも、国や国の息のかかった公益法人が仕事の領域の開発をやってくれるのかというとそうではありません。

資格を活かす道は自分で考えろというのが実態です。

資格を活かすにはどうしてもその分野のビジネスについて詳しくなければなりません。

資格だけではビジネスにならず、仕事にそった企画、営業、マーケティング、ネットワークがなければなりません。

また、さらに新しい市場を開拓するためにクリエイティブな発想、行動を継続していかなければなりません。

まとめ

資格選びでは進路に関する自分の夢がかかってきます。

確かに試験は難しく合格率も厳しい試験は多くありますが、何がなんでも合格するという強い意思があれば道は開けます。

生活していかなければならないという現実との葛藤はありますが、後悔しないためには必要な挑戦と思います。

また、一方では資格の活かし方が重要です。

資格の力で食べるのではなく、資格は自分の力で食べる上での道具です。

コンサルタントやアドバイザー、カウンセラーなどの仕事では資格で顧客が付くのではなく個人の魅力や評価で顧客が付いてきます。資格は専門能力を形成する要素の一部です。

逆に試験は難関でも士業と言われる資格業では単なる規定された仕事の行政への代理申請機能しか行っていないものもあります。

法律で既得権が守られているだけで、顧客にとっての付加価値は余り高くはないものもあるかもしれません。

AI化で各種の申請ソフトが開発されてくれば、顧客自身が自分で行政へ申請できる分野も増えてくるのではないでしょうか?

代理代行だけの機能の資格の将来性は厳しいのではないでしょうか?